日本女子プロレス界にその名を知られる『関節の女王』 南 利美


芸術的ともいえるサブミッション・テクニックは、

その可憐な姿から繰り出されるとは想像もできないほど苛烈かつ華麗であり、

数々の選手を、痛みと喘ぎの地獄に沈めてきた

だが、今その地獄は、彼女自身に牙をむこうとしている…


とある大規模な男女混合興行にて組まれた

運営の罠としか思えないようなハンディキャップマッチの数々

対峙するのは圧倒的な重みとパワー

屈強な男性レスラーの丸太のような手足には、

彼女の関節技も真価を発揮できず、苦戦を強いられる


自身が最も得意とするサブミッションを、逆に自分自身に掛けられる屈辱

獄炎のような苦悶に顔を歪め、手足に決定的なダメージを負わされる

そして、無様にリングに這いつくばる彼女を待っているのは、

恥辱と絶望の敗北ペナルティ『水着剥ぎ』


世界屈指のトップイベンターとは思えないほど整ったそのプロポーション

スタイリッシュなリングコスチュームから露わになる、

驚くほど細い手足、真珠のように白い肌、繊細なボディライン

マットに横たわる女王のその姿は、今や狩られる側の小動物に過ぎない。



会場を埋め尽くす卑猥な歓声と熱狂の渦

それは少女の肢体とプライドを粉々に破壊する宴の序章

そして今宵も、翼をもがれた天使達による

リング上の苛烈なストリップショーが幕を開ける…



（stable diffusionで作成しました）